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「六龍が飛ぶ」と「氷葬」

面白いドラマと本をほとんど同時期に見終えた。
ドラマは相変わらずの(日本のドラマはホントに面白くない)韓国ドラマで「六龍が飛ぶ」・・・。
友人たちと話題になって期待していたので、録画の終わるのを待ちかねて見始めた。
腐敗した高麗を建て直すため新しい国を作ろうとした6人を描いている。
朝鮮国初代王になるイ・ソンゲ、その五男でのちに3代王となるイ・バンウォン、建国に皆を導こうとしたカリスマの学者チョン・ドジョン、朝鮮一の剣士と謳われたイ・バンジ、それに劣らない腕を持つバンウォンの護衛ムヒョル、そして強い意志で民を率いたバンジの妹プニの6人・・・。

久しぶりに見たドジョン役のキム・ミョンミンは、相変わらずの変わり者感と人を引き付けるオーラありの演技でよかったけれど、主人公はやはりユ・アイン扮するバンウォンだろう。
不正を憎み、新しい国造りに命を燃やすチョン・ドジョンに最初は純真に啓蒙していく。
しかし確かに同じものを目指し心を一つにしたはずなのに、ドジョンの作りたい国の形と自分の目指すものが明らかに違っていることに気づいてしまう。
全てを平等にして、王の存在は認めるものそのの権威も失くしてしまおうとするドジョンの思想に、全ての権力を持つ強大な王権を目指すバンウォンは密かに力を蓄え反撃の時を待つ・・・。
その時は王は父であり兄であってよいはずだったのだけど・・・。
ドジュンとバンウォンの対立に伴い、共に戦ってきたそれぞれの護衛の愛すべきバンジとムヒョルも敵対することになってしまう。
純朴なムヒョルと幼いころのトラウマを抱え孤独に生きるバンジ。
バンジとヨニの純愛も最初から悲劇感が漂う。
一つ狂気に染まると、誰も止められない勢いで反対勢力全てを排除しようとするバンウォン。
父に背き兄を追いやり幼い弟も世子故に手にかけてしまう。
そんなバンウォンをユ・アインが最高にかっこよく演じている。
時代劇だからなんだろうが、彼の抑揚のあるセリフがいい。
時に泣き時に怒り孤独に苛まれる感情の高ぶる様子がなんともたまらない。

バンウォンの子の4代王世宗(セジョン)は、ハングルを作り書籍の編纂などの功績を残し名君となったが、その足がかりを作ったのは3代王太宗(テジョン)となったバンウォンであったそうな・・・。
王になってからも彼の独走は止まらず建国の同士であった正室までも退け、多くの側室や子どもをもうけたものの孤独であったという。
謀にハラハラする場面あれば、剣士たちが戦う殺陣のシーンもすさまじく、どちらかといえば男っぽいドラマだけどホント面白かった。

本は・・・。
今年に入って諸田玲子の11冊目の「氷葬」で、女心の機微が細やかでストーリーも波乱に富んでいる。
江戸詰めの夫と別れて暮らしている藩士の妻が、理不尽な凌辱にあい姿の見えぬ事件に巻き込まれるが、我が子を守るために命をかけていく。
敵と思った公儀隠密の男に実は守られていたことに気づいた時は命の危機が迫っていた・・・。
まだまだ読みたい諸田玲子・・・だわ。

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