FC2ブログ

「波止場浪漫」

暑かった~
午前中は何とか我慢しても、午後はエアコン無しではいられない。
とにかく蒸し暑い・・・。
梅雨明けしたし夏休みに入ってしまった・・・。

相変わらず月2回のペースで本を読んでいる。
そして諸田玲子の本というのも変わらない。
前回上編を読み、今回下編を読み終えた本は「波止場浪漫」という。
侠客清水次郎長の娘「けん」が主人公なんだけど、次郎長が実在だけに「けん」も実在の人物だったそうだ。
小説だと思ってドラマチックに読んでしまったけれど、現実にこんな話があったとは明治大正時代は本当に面白い・・・。
そもそもやくざの大親分だった次郎長が、好々爺として描かれているのが不思議・・・。
縞の合羽に三度笠で、富士をバックに子分を連れて歩く姿・・・。
それこそ映画で見た次郎長のイメージなんだけど・・・。

その次郎長の養女「けん」が、まだ幼いころに出会った医師の植木先生に憧れ、それは恋に変わり、二人は困難を乗り越えて結ばれるはずだったのに、運命のいたずらは必ず幸せな人を襲う・・・。
自ら身を引いた「けん」は、生涯植木だけを愛すると決意するのだ。
時代は明治から大正に移り、既婚者となった植木と「けん」は、長い時を経て大人の関係で結ばれる。
植木の妻には後ろめたい思いを抱えながら、植木への心情を隠せなかった「けん」は悪くない。
人のために尽くし続け、命ある限り自分より他人のことを考える人生を送るにちがいない。
それは養父清水次郎長の心意気だったから・・・。
とはいえ皆に愛された「波止場のおけんちゃん」は胸を病み、46歳で大正時代に亡くなっている。
植木先生は昭和の時代までしっかり生きたようだ。
それに引きかえ「けん」と兄妹のように育った初志郎の死は哀れを誘うけど・・・。

スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

chiruko

Author:chiruko
FC2ブログへようこそ!

カレンダー
10 | 2018/11 | 12
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
最新記事
最新コメント
ペンギンジャンプ
今日の誕生石
カテゴリ
月別アーカイブ
最新トラックバック
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR